結婚式を2か月後に控えて、大好きなひとが心肺停止になったら、どうしますか?
映画『8年越しの花嫁』はまさにそういう映画で、しかも実話でした。
3万人にひとりしか発症しない珍しい病気・・・病名は”抗NMDA受容体脳炎”でした。
一体どんな病気だったのでしょうか?
病に倒れた女性・麻衣さんはその後、奇跡的に回復するのですが、婚約者の尚志さんについての記憶をすっかり失ってしまいました。
映画の本編では、花嫁の記憶が戻らないまま、ヒロイン役の土屋太鳳さんが
「それでもいい。わたし、もう一度尚志さんを好きになったから」と言って二人は結婚します。
しかし実際の二人はその後どうなったのでしょうか・・・尚志さんへの記憶は無事に戻ったのでしょうか?
もしくは映画と同じように記憶が戻らないまま結婚生活を続けたのか、もしくは離婚してしまったのか?
どうしても気になって調べてみました。
モデルとなった実在のカップルについても、本人のその後と現在を実際の写真と共にご紹介します。
ちなみに・・・
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もくじ
8年越しの花嫁の記憶は戻ったのか?
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— ライブドアニュース (@livedoornews) February 22, 2021
結果からご紹介すると、
麻衣さんの記憶は戻りましたー!!! 😆 😆
わー!!!おめでとうございまーす!!!
しかも映画のモデルとなった麻衣さんご本人は、結婚式を挙げる前にちゃんと尚志さんへの記憶を取り戻していたとのことです!
良かった~・・・なんとめでたい。
8年越しの花嫁の病名は?
麻衣さんが意識不明となり記憶障害に陥った病の病名は「抗NMDA受容体脳炎」というそうです。
どんな病気かについてはこちらの脳科学辞典を引用させていただきます。↓
英語名:NMDAR encephalitis
anti-NMDAR autoimmune encephalitis
anti-NMDA receptor encephalitis
独語名:Anti-NMDA-Rezeptor-Enzephalitis
仏語名:encéphalite anti-NMDAr
同義語:NMDAR脳炎
NMDA受容体に対する自己抗体が病態の中核を司る免疫介在性の脳炎で、小児から高齢者まで幅広く罹患する。
小児では非傍腫瘍性が多くを占めるが、成人女性では傍腫瘍性(アジア人では卵巣奇形腫)の頻度が比較的高い。
小児ではけいれんなどの急性発作で、成人では辺縁系症状に該当する行動変化で発症することが多い。
免疫修飾治療、傍腫瘍症例では腫瘍摘出が有効である。再発することがあるが、初発時に比べると症状が軽い。
(by 脳科学辞典より 国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター 高橋幸利氏)
出展:https://bsd.neuroinf.jp/wiki/
難しく書いてあるけど、つまり麻衣さんは卵巣に腫瘍ができて、癌細胞と戦うための抗体が作られたのに、その抗体が間違って麻衣さんの健康な脳みそを攻撃してしまった、ということのようです。
8年越しの花嫁・記憶が戻らず離婚?
麻衣さんの記憶はちゃんと戻りました。
今も幸せな結婚生活を満喫されていることでしょう。
この事実を知らぬまま、映画を観終わってからずっとモヤモヤしているひともいたかもしれませんね・・・例えば「記憶が戻らなかったら離婚だろ」とか?
そんな考えがよぎった人は結構いるかもしれません。
だって麻衣は、ふたりで過ごした思い出を全て忘れてしまったのですから。
6年間もひたむきに信じて待ってくれた婚約者・尚志に、どれだけ感謝していようとも。
以前のようなときめきや愛情を感じる以前に「思い出せない負い目」があるわけだから、いくら「もう一度、尚志さんを好きになった」とはいえ、それは純粋な愛情ではないのではないか?
そんな結婚、上手くいかないんじゃないか?と。
モデルとなった実際の麻衣さんご本人は尚志さんへの記憶を取り戻すことができたけど、映画の中の麻衣は記憶を取り戻すことができないまま、結婚式を迎えたような終わり方でした。
万一、あのまま記憶が戻らなかったとしたら、麻衣と尚志はやがて離婚してしまったでしょうか?
考えてみたのですが・・・わたしは離婚しなかったと思うんです。
というか、普通にすごく上手く行くと思います。
離婚しなかった理由
記憶の問題以前に、二人は性格的にすごく相性が良いカップルでした。
映画の中でも、合コンで出会ってから1年でとんとん拍子に結婚を決めたくらいです。
初めて会った時、合コンの後のシーンで麻衣が尚志を追いかけてきて何と言ったか、覚えていますか?
「楽しくなくても顔に出さないのが大人でしょ!」の後ですよ。
麻衣は尚志の性格についてこう言ったんです、
「みんなは笑ってたけど私はいいなと思ったよ、”趣味、車技師。仕事、車技師”って」って。
尚志の、趣味と実益(仕事)が一致した生き方に共感して好意を持ったんですよね。
好きなものをとことん極める姿勢、というか、真摯な性格が素敵だなと思ったんです。
他の女の子たちが笑って「それムリ~!」と言ってた瞬間に。
だから、麻衣は記憶が戻ろうが戻らなかろうが、尚志がタイプだってことには変わりがないんです。
何度記憶を無くそうと、尚志の人柄がわかれば麻衣はまた、尚志を好きになったんだろうと思います。
尚志の”愛するものへのまっすぐな姿勢を知る”ことによって。
そうでなきゃ、せっかく尚志が身を引いたのに、わざわざ1年も経ってからひとりで彼を訪ねて行きませんよ。
「いや、違う!」と別の意見をお持ちの方、いたらぜひコメント欄に考えをお聞かせくださいね~♪
そういう恋愛談義、大好きです♡
『50回目のファーストキス』
ハリウッドバージョンはドリュー・バリモアちゃんとアダム・サンドラー、日本バージョンは長澤まさみさんと山田孝之さんです。
『8年越しの花嫁』が気に入ったあなたなら、長澤まさみさんと山田孝之さんの邦画バージョンもきっと感動するはず!
記憶なんか全然戻らなくても、毎日が初対面の旦那さんと幸せに暮らしていけるんです。
(しかもこちらも実話がベースだそうです! 😆 )
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8年越しの花嫁は実話!モデルの本人その後と実際の顔写真を紹介
8年越しの花嫁の実話モデル、本人はこの2人
西澤尚志さんと中原麻衣さん pic.twitter.com/8x35fxpdyB
— bony (@bony_rony_pony) April 4, 2020
『8年越しの花嫁』は実話です。
西澤尚志さんと麻衣さんが共著で出された原作『キミの目が覚めたなら』を読んでみてください。
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これを読むと、映画の内容はこの本に書かれていたポイントを落とさず忠実に再現してあることがわかります。
こちらが交際がスタートしてから麻衣さんが病に倒れる前までの間に撮られた写真。
8年越しの花嫁の実話モデル本人、若いころの顔画像。明るい! pic.twitter.com/DQ0leZnwEO
— bony (@bony_rony_pony) April 4, 2020
麻衣さんはとても活発でさっぱりした感じの方みたいですね。
二人ともに共通していたのは家族仲がとても良いことだったようです。
『キミの目が覚めたなら』には、尚志さん自身が不在の時でも麻衣さんと尚志さんのお母様が一緒にお出かけしたことなどが綴られていて、すぐに両家公認となっていたらしい様子がわかります。
こちらは、晴れて結婚式を迎えられたお二人の動画。
麻衣さんのお母様が「あなた、これからよ!」と励ますお姿にもらい泣きしてしまいます。。
モデル本人はその後どうなった?実際の顔写真がこちら
婚約から8年以上もかかって病気を克服し、結婚された尚志さんと麻衣さんですが、その後めでたくお子さんにも恵まれたそうです。
2015年6月に生まれたこちらの男の子は「碧和(あいと)」くんと仰るそうです。
「愛される」の「あい」と「和む」にちなんでつけられたお名前なんですって。
今は親子3人、幸せに暮らしているそうですョ。
麻衣さんの脚も強くなって、今は健常者と同じくらい普通に生活できるようになったかもしれません。
想像すると、こっちも嬉しくなりますね♪
まとめ
8年越しの花嫁!実話モデル本人、とっても幸せそう pic.twitter.com/bMTpBAfAHI
— bony (@bony_rony_pony) April 4, 2020
『8年越しの花嫁(実話)の記憶は戻ったのか?モデルの本人その後と現在・実際の顔写真』をご紹介しました。
尚志さんのような旦那様はいざという時頼りになりますね。
緊急時こそパートナーの真価がわかるといいますが、何年も昏睡状態に陥った麻衣さんをひたむきに支え続けた芯の強さや愛情が、お二人の幸せな結婚の源だと思います。
モデルとなったご本人お二人が出版した原作『キミが目を覚ましたなら』には、当時の心情や詳しい状況がリアルに綴られていますので是非一度読んでみてください。
尚志さんと麻衣さんはその後、長男の藍和くんにも恵まれて実際の顔写真も公表されています。
これからもますますお元気でご活躍いただきたいですね!