ストーリーオブマイライフ映画原作は実話?あらすじネタバレを紹介

ストーリーオブマイライフ映画原作は実話?
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この春のお楽しみ映画といえば原作『若草物語』を映画化した『ストーリー・オブ・マイライフ』でしょう。

主役のジョー役を、今が旬のシアーシャ・ローナンが演じ、ローリー役には「レディバード」で共演したティモシー・シャラメが出演します。

今回の作品は、これまで何度か映画化され、リメイクされてきた映画『若草物語』の新しいバージョンですが、これまでの作品と一味違う内容が盛り込まれているようです。

今回は『ストーリーオブマイライフ映画原作は実話?あらすじネタバレを紹介』のタイトルで、どの辺りが新しいのかあらすじをネタバレつきでご紹介します。

原作が『若草物語』なのは皆さんご存知かと思いますが、原作が実話なのかどうかまではご存知ない方もいるのでは?

小説というのは多かれ少なかれ作者の体験を元に描かれる部分がありますが、『若草物語』の場合はどこまで実話なのでしょうか?

早速ご紹介しますね。

 

もくじ

ストーリーオブマイライフ映画原作は実話?あらすじネタバレを紹介


ご存知のように『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』はイギリスの女性作家ルイーザ・メイ・オルコットの小説『若草物語』を映画化したものです。

原作の『若草物語』はルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説なので、登場人物にはそれぞれ実在したモデルがいます。

ルイーザ自身は次女ジョーのモデル、その他の3人の姉妹もそれぞれ実在のルイーザの姉と2人の妹がモデルになっています。

1巻、2巻はルイーザ自身が生まれ育った家庭の物語を振り返って小説にしたもので、3巻の主人公は彼女の甥たちの人柄や行動を小説にしたものです。

4巻の完結編では3巻で子供だった甥たちも皆大人になり、オルコットら親世代の姉妹も再び登場する物語で、これらシリーズは実話を元にした半自伝的小説だそうです

では若草物語がどのように生まれたのか、少しご紹介しますね。

 

若草物語作者のルイーザが作家になったきっかけ

映画の中のジョーことルイーザ・メイ・オルコットは家計を助けるため、若い頃からいろいろな仕事を掛け持ちしていました。

針仕事や家庭教師、家事手伝い、学校の臨時教員など。

そして作家としての文筆業も、ルイーザの手掛ける仕事のひとつだったのです。

ルイーザが初めて書いた小説は、有名なアメリカの思想家にして詩人のエマーソンの娘エレンのために書いた『花のおとぎ話』という児童小説だったそうです。

エマーソンはルイーザの父親の友達でした。

ルイーザの父親はアメリカの著名な思想家で、エマーソンやソローと親交があり、同じ超越主義者のクラブに入っていました。

エマーソンはルイーザたち4姉妹の教育にも影響を与えた人物だったそうなので、ルイーザに児童小説を書いて欲しいと頼んで原稿料を支払うことにしたのはエマーソンの、ルイーザの興味や才能を伸ばそうという気持ちからだったのかもしれません。

ともかく、ルイーザは処女作から原稿料をもらうことができ、文筆業で生計を立てるという道に自然に入っていけたと言えると思います。

『花のおとぎ話』から14年後の1868年、月刊誌などへ作品を掲載するなどのキャリアを経て『若草物語』が誕生します。

ルイーザ36歳の時でした。

『若草物語』は、彼女自身が姉妹たちと一緒にマサチューセッツ州ボストンのコンコード川近くにある「オーチャード・ハウス」で過ごした日々について書いた物語です。

この作品が掲載されたことでルイーザは作家としての知名度が上がり、その後の続編から4巻目まで続くシリーズは大成功を収めました。

 

『若草物語』のジョーとルイーズ自身の違い

『ストーリー・オブ・マイライフ』でシアーシャ・ローナンが演じるジョーは、ルイーザ自身をモデルにしたキャラクターです。

しかし『若草物語』のジョーとルイーザには相違点もありました。

ジョーは作家になるという夢を叶えて結婚もしますが、ルイーザは生涯独身だったのです。

『若草物語』のジョーは、映画で描かれた時代のその後、出産して子育てもしますが、ルイーザは出産はしませんでした。

1879年に妹のメイが亡くなり、メイの2歳の女の子を引き取ってルイーザが育てたそうです。

ちなみにメイというのは、『若草物語』の4女エイミーのモデルとなった女性で、現実でもルイーザの一番下の妹、オルコット家の4女でした。

『若草物語』で早逝してしまった病弱なベスは、現実でもルイーザのすぐ下の妹で、名前は同じエリザベスでした。

ルイーザが姉妹の中で一番愛したのがベスだったそうですが、彼女は『若草物語』の執筆を始めた頃にはすでに他界していたそうです。

『若草物語』の中でも、ベスを最後まで看病して看取ったのが、ルイーザが自身をモデルに書いたジョーでしたね。

 

ストーリーオブマイライフ映画のあらすじネタバレを紹介

『ストーリー・オブ・マイライフ』は歴代の映画『若草物語』が原作1巻の内容をメインに描いているのに対して、2巻をメインに描き、昔を回想する形で1巻の内容が語られます。

時代は19世紀後半。

アメリカマサチューセッツ州ボストンにあるオーチャード・ハウスに暮らすマーチ家の4姉妹はそれぞれ独自の個性を持っています。

長女のメグ(エマ・ワトソン)は控えめで古典的な良妻賢母タイプ。

次女のジョー(シアーシャ・ローナン)は情熱家で小説を書くのが大好き。

三女のベス(エリザ・スカレン)は病弱でも優しい少女。

四女のエイミー(フローレンス・ピュー)は美人なのに鼻が低いのを気にしている、オシャレの大好きな少女。

ジョーは優しくも病弱なベスを我が子のように溺愛しますが、その下のエイミーとは喧嘩ばかりしています。

夢は小説家になること。

やがてジョーは、パーティで向かいの豪邸の御曹司ローリー(ティモシー・シャラメ)に出会います。

ローリーの飾らず気さくな人柄に惹かれ、ジョーはローリーとすぐに打ち解け、仲良くなります。

ローリーはマーチ家と家族ぐるみで親しくなり、誰もがローリーとジョーはお似合いのカップルだと思っていました。

しかしローリーがジョーにプロポーズをすると、ジョーは「結婚はできない」とはっきり断ります。

ジョーにとって小説家になることは何よりも大切な夢で、結婚すればそれが叶えられなくなると信じていたのです。

ジョーはローリーとの仲が決別してしまったことへの寂しさを拭うことができぬまま、小説家として独立するためニューヨークに向かいます。

 

新作「若草物語」はラストの展開が新しい

『若草物語』はこれまで何度も映画化されてきました。

正直、『ストーリー・オブ・マイライフ』公開の話を聞いた時は、「またか」と思いました。

でも聞くところによると今回のバージョンは、今までとはラストの展開が違うらしいのです。

なんでも、現代に生きる女性たちの感性にとてもマッチした終わり方をするそうです。

作品の中に、無茶な要求をしてきた編集者の担当にジョーが食って掛かるシーンがあるらしいのですが、それは原作『若草物語』にはなかったシーンです。

今回の映画でオリジナルとなるそのシーンについて、監督兼脚本を務めたグレタ・ガーウィグは、原作者ルイーザ・メイ・オルコットの「本当の気持ち」を代弁したかった、とコメントしています。

すでにご紹介したように、ルイーザ・メイ・オルコットは『若草物語』のジョーとは違い、生涯結婚しませんでした。

作家になり、世の中に認められて、文筆業で成功することがまさに彼女の目標でもあったのでしょう。

だから本当はジョーに結婚させるという展開にはしたくなかったはずだ、とガーウィグ監督は言います。

当時は良妻賢母が良しとされ、女性は結婚して家庭に入るもの、という概念が一般的でしたから、物語の中でもそういう展開にしたほうが世論の受けが良かったのです。

ルイーザは「文筆業で年収1000ドル」という目標を掲げて仕事をしていたので、より本が売れる展開に妥協し、自分の生き方とは違う結末をあえてジョーに課したのでした。

ガーウィグ監督は「もし、この映画でオルコットが本当に描きたかった結末を描き出せたなら、私たちは何かを成し遂げたと言えるのではないでしょうか。」と語っています。

果たして『ストーリー・オブ・マイライフ』のラストでは、ジョーは結婚しないのでしょうか?

どんなラストになるのか、とても興味がありますね。

 

まとめ

今朝のニュースによると、なんと『ストーリー・オブ・マイライフ』の公開日が初夏に延びたというではないですか!

コロナウイルス、本当に広範囲に影響出てますね~!

さて今回は『ストーリーオブマイライフ映画原作は実話?あらすじネタバレを紹介』についてお話しました。

原作は、ルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説『若草物語』です。

四姉妹は全員ルイーザ自身の姉妹がモデルになっていて、実話です。

しかし物語と現実が違っている部分もありました。

今回はあえてそこもご紹介し、あらすじをネタバレつきでお話しました。