評論家から軒並み絶賛されている映画『フォードVSフェラーリ』の公開が1月10日に迫ってきています。
試写会ですでに観てきた人たちはこの映画について何と言っているのでしょうか?
今回は『フォードvsフェラーリ映画は面白い面白くない?評価評判まとめ』のタイトルで、数ある評価評判から「これは参考になる!」と思われる感想をすくい取ってご紹介します。
果たしてこの映画は面白いのか面白くないのか、まとめを見てから観に行くかどうか決めましょう♪
もくじ
フォードvsフェラーリ映画は面白い面白くない?評価評判まとめ
昨日見る映画なくて行き当たりばったりで”Ford v Ferrari”っていう映画見たんだけどそこに出てたJack McMullenって人どタイプすぎて一目惚れした pic.twitter.com/XfIk8WQfmG
— あわわいん (@reeeemenlove) December 9, 2019
評論家の意見はさておき、実際に劇場に観に行った一般の観客は『フォードVSフェラーリ』をどう評価しているのでしょう?
まず面白いと言う人の感想からご紹介します。
面白かった!という人の感想
男たちの熱い友情、親子の愛。奥さんのカトリーナ・バルフも素敵な女優さんだったな~。
しかしフォードの副社長、ムカつく!!袋叩きにしてやりたいわ。
車の映画なんて見てもわからないかと思ったけど、そんなことなかった、超面白かった!
専門的なことはわからなくても、人間ドラマが主体だから問題ないです!オススメ!!
この時代ならではの無駄遣い、しかし見てて気持ち良かった。
出てくる車という車全部がたまらなくカッコいい!!!!!
レース中はまるでドライバーになったかのような臨場感を味わえる。
2020年早々、最高に気分の上がるエンタメ映画を観た、という感じ。
シェルビーとマイルズの友情も素晴らしい。
家の前で取っ組み合いのケンカするところが良かった。w
ノア・ジュープくんが可愛い!!
出てくるのが男ばっかりだから、彼が出てきて親子の愛とか、ほのぼのした。
話の内容は気持ちいい部分ばかりではなかった。
実話だから仕方ないけど、いかにものハリウッド的サクセスストーリーというわけにいかなかったのが切ない。
車社会と企業の厳しさ、世知辛さに夢から醒めるような心地がした。
笑って泣いてハラハラして、最高のエンタメでありながら現実の厳しさも漏らさず描く、ジェームズ・マンゴールド監督の手腕がすごいと思う。
レースシーンの迫力、臨場感がハンパない。
クリスチャン・ベールが社内で発狂しまくりながら外ではクラッシュ起きてて爆発するとか、激しい。
男たちの熱い闘いのドラマ。
しかしクリスチャン・ベールは上手いな。
実在のケン・マイルズにそっくりだし、狂気と天才紙一重っていう役柄を見事に体現している。
お決まりのようにキッチリ足を引っ張るスーツ組と副社長。
こういう話の展開には絶対必要なキャラだよね。
車のこととかほとんど知らないし普段興味もない俺だけど、この映画は本当に面白かった。
カーレースも全く興味なかったけどめっちゃハラハラして入り込んだし、あまりのことに呆気にとられて、途中からアホみたく口あけて見てたと思う。
人間ドラマもかなり込み入っていた。
社内の人間模様、友情と、家族への愛情。
カトリーナ・バルフは彼女の美しさだけでも映画1本持つくらい美しかったけど、それだけじゃなかった。
いつまでも夢を追おうとしてる夫にため息ついたり、でも支えよう応援しようとする姿とか、よくある設定だけど胸にささった。
面白くなかった人の感想
驚くなかれ。
「面白くなかった」感想には、出会っていません・・・
まずそれを明言した上で、
「マイナス点もあるよ」的な感想はありました。
そちらをご紹介します。
「マイナス点もあるよ」的な感想
面白かったです。
映画はよくできてるし、クリスチャン・ベールの卓越した演技力、マット・デイモンの安定感はさすがです。
しかし内容は茶番ですね、面白く洒落た茶番劇です。
はっきり言ってフェラーリはなくても良かったくらい、フォード内の権力争いがめざましい。
要するに話の内容は、職人気質が仲間内のごたごたに巻き込まれただけって感じ。
フォードVSフェラーリっていうタイトルも笑かす。
実話だっていうけど、当時のフォードには本当にこんなどうしようもない社員しかいなかったのか?というくらい社員が全員クズ。
社長が後ろ盾になるかと思いきや結局社長もバカだったし、なにより副社長が生きたまま内蔵引き出してやりたいくらい腹立つ。
ケンとキャロルの熱い友情、究極のレースを達成しようとする男たちのチャレンジにはグッときた。
あ~だからこそ副社長のやつ、ひき殺してやりたいわ。
エンジンオイルの匂いまでしてきそうなレースの臨場感と迫力がすごい!
しかしこの興奮は昭和世代のものかもしれない・・・昨今出てきたEV車に馴染みのある若者はどう感じるのか心配だな。
『フォードVSフェラーリ』の嫌われ役は誰?
この映画について調べる過程で「レオ・ビービ」がねちねちしたキャラクターに描かれているらしい、とはわかったのですが、今回映画を観た人の感想をまとめる中で多かったのが「副社長、ムカつく!死ね!」みたいなコメントだったので意外でした。
嫌われ役はレオ・ビービというより副社長のアイアコッカなのでしょうか?
実は上記の記載の後、実際に映画を見に行きました!
嫌われ役は、レオ・ビービでした・・・。
しかも肩書がアイアコッカさんと入れ替わっており、映画の中ではレオ・ビービさんが副社長、ということになっていました。
しかし史実では1964年からリー・アイアコッカさんがフォード社の副社長です。
ではなぜ、レオ・ビービさんが「副社長 兼 嫌われ役」なのか。
理由は下記の記事に記載しましたのでご興味あればご覧ください。
https://samlog.work/2020/01/12/fordvsferarri-jitsuwa/
そして「フォード社の社員が全員ゴミ」みたいなコメントがありましたが、映画に登場したキャラクターのモデルはみんな実在したフォード社員で、実際の人物像はみな優秀かつ実績も人望もあった人たちです。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
人物相関図の項目に、それぞれの紹介を載せましたのでご覧ください。
https://samlog.work/2020/01/07/fordvsferrari-sokanzu/
じゃあ誰が貢献したのかって、そりゃもちろんオルソンさんにゃ。
性悪女のハリエットさんこそこの番組の視聴率を上げたヒロインなんだにゃん。
それで、なぜか対照的に人格者の夫ネルス。
どこがどう間違うとこの二人が結婚するの?と思われるような凸凹コンビ、しかも夫ネルスは心から妻を愛しているらしい、という。
これが物語に深みを与えてるにゃん。
子供社会の小悪魔はオルソン夫妻の娘ネリー。
この子もかなりの性悪なのに大人になったら恋をして、立派に心優しい聡明な美女になるにゃ。
つまり面白い作品にはスパイスの効いた脇役が必要不可欠だってことを言いたいわけです。
まとめ
🏎💨ついに日本公開🏁
不可能に挑戦した男たちの《アツい実話》『#フォードvsフェラーリ』が、今日から公開❗
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— 20世紀フォックス映画 (@foxjpmovie) January 9, 2020
さて今回は『フォードvsフェラーリ映画は面白い面白くない?評価評判まとめ』と題して、すでに映画を観てきた皆さんからの感想をまとめてみました。
フォードVSフェラーリとはいえ、内容のメインはフォード社内のプロジェクトの話。
人間模様がこってりしていてレースシーンは臨場感と迫力がすごい。
IMAXで見て欲しいというコメントが多かったです。
面白いという評価評判はありましたが、面白くない、はなかったんですよ~。
マイナス点もあるよ、というコメントも載せましたので参考にしてくださいね。
映画の中での嫌われ役はレオ・ビービ役のジョシュ・ルーカスさんで、史実とは異なり、副社長という役で描かれていました。
その辺の記述は別記事に載せましたので、下記ご参照くださいね。
https://samlog.work/2020/01/07/fordvsferrari-sokanzu/#i-4
地面スレスレでぶっ飛ばすレースの臨場感、F1知らなくても全く問題なくハラハラ楽しめます!
音響設備の整った劇場で唸るエンジン音を体感してください。
クリスチャン・ベールとマット・デイモンのキャラクターの対比が面白く、エッジが効いてます。
やっぱり親友って全部が全部似通っているんじゃなく、お互いの違いがリスペクトに通じるところあるんだなぁ~と思いました。