ミッドサマーネタバレ!ペレはダニーが好きなのか?その後を考察してみた

ミッドサマーペレはダニーが好きなのか?
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映画『ミッドサマー』で主人公のダニーたちを夏至祭に招待したスウェーデンからの留学生ペレは、温厚な人柄ながら謎の多い人物です。

どんな生い立ちなのか、なぜダニーたちを誘ったのか?

ダニー以外の招待者全員が生贄に取られて死んでしまうことを初めから見越していたのでしょうか?

いっぽうで、村に出ようとするダニーには「ここには”本当の家族”がいるよ」と言って引き留めます。

ペレはダニーが好きなのでしょうか?

家族も恋人も死んでしまい、それまで自分を支えてきてくれた存在を全て失ってしまったダニーは、その後どうなったのでしょうか?

今回は『ミッドサマーネタバレ!ペレはダニーが好きなのか?その後を考察してみた』というタイトルで、作中のペレについての解説と、夏至祭が終わった後のダニーについて考察してみたいと思います。

 

ミッドサマーネタバレ!ペレはダニーが好きなのか?

ペレはもともとクリスチャンの友達で、夏至祭に行く話にも最初はダニーは入っていませんでした。

しかし彼はクリスチャンが、自分にべったり依存してくるダニーを鬱陶しいと思っていることも、ダニーの妹が両親を道連れに自殺を図り、ダニーが家族全員をいっぺんに失ってしまったことも知っていたと思います。

ペレの両親も幼い頃に炎で焼かれて死んでしまい孤児になったペレは、その話を聞いた時点でダニーの喪失感に共感し、好意を寄せていたのかもしれません。

誕生日にもダニーの似顔絵をプレゼントしていましたね。

では、生贄を捧げる狂気の祭典にペレはどんなつもりでダニーを歓迎したのでしょうか?

これについては夏至祭に外部の人間を呼ぶ目的を振り返る必要がありますね。

 

夏至祭に外部の人間を呼ぶ目的

ハルガ村に着いてから、ダニーたちは村のしくみや風習についてあれこれ質問します。

「村の人数が少ないようだけど、血が濃くなりすぎることはないのですか?」と。

これについて村人の答えは「だから時々外部から人を招きます」というものでした。

ダニーたちが参加したのも、ハルガ村側の意図としては「良い人がいたら仲間に引き入れたい」という意味だったのです。

つまり外部の人間を夏至祭に呼ぶ目的は2つありました:

  1. 精霊に捧げる生贄の役割をしてくれる者を選ぶ
  2. 一族に外部の血を入れ、子供をもうける者を選ぶ

強いて言えば、2つ目の目的に叶う人物は「丈夫で健康な子供を埋める、体力がある女性」か、「精力のある男性」だったはずです。

ダニーが夏至祭でダンスの競技に参加させられたのは、「一族に引き入れるにふさわしい、丈夫でスタミナのある女性かどうか」を確かめるためのテストだったと言えるでしょう。

最後のひとりになるまで倒れず踊り続けて勝利したダニーは、晴れてテストに合格しメイ・クイーンとして祭り上げられます。

お祝いの席で「あなたはもう家族よ!」と声をかけられ、ダニーの合図によって食事が始まるシーンは、彼女が一族の一員となったことを表しています。

天涯孤独で帰る家も家族もなかったダニーには、拒む理由もなかったでしょう。

ペレはそこまで見込んでダニーを招き入れたのではないか、と思います。

 

ダニーがメイ・クイーンに選ばれなかったらどうなっていたか?

いかに勘とセンスの良いペレでも、ダニーがダンスで優勝するところまでは予測できていなかったはずです。

もしもダニーが早い段階で踊り疲れて倒れてしまい、メイ・クイーンに選ばれていなかったらどうなっていたのでしょう?

ダニーは殺されていたのでしょうか?

いいえ、わたしは、ダニーは最初から村に懐柔するつもりで呼ばれたと思います。

ペレは天涯孤独で寄る辺ないダニーを一族に迎えることが、お互いのためにも最高の救済だと思って連れて行ったんだと思うのです。

ダニーたちが知らないところで、ペレがダニーについて話した情報は村人たちに共有され、みんなでダニーをかつぎ上げたんだと考えています。

ダニーがメイ・クイーンになったのだって、もしかしたらわざと周りの女性たちが示し合わせて先に倒れたのかもしれません。

そのほうがダニーが歓迎されていると実感できるからです。

もしもダニーが命を落とす可能性があったとしたら、ペレの説得を全く聴き入れず、コニーのようにハルガの風習を拒絶して出て行ってしまった場合だけだったと思います。

どちみち外部からの生贄は最低4人必要だったわけなので、ダニーへの当てが外れた場合は、やむを得ずダニーを先に生贄に決めたかもしれません。

でも生贄になることさえも、ハルガ村では幸せなことなので、ペレたちには罪悪感はなかったと思います。

予定の人数より多くの人間が死ぬことになるかもしれませんが、ハルガ村で生贄を出す機会はしばしばあると思うので、次回用とかなんとか、言い訳はいくらでも作れると思います。・・・

 

ミッドサマーダニーのその後について考察してみた

ここからは筆者の妄想と勝手な憶測です。

クリスチャンが生贄となり、神殿ごと焼き落されたのが祭典のクライマックスで、無事に9日間の夏至祭は終わりました。

ダニーは村人たちの温かいサポートに癒され、「本当の家族」に囲まれていると実感します。

ペレや他の村人たちの勧めにより、ダニーはしばらく村で暮らすことにしました。

そのほうがダニーの心の傷が早く癒えるとペレがアドバイスをしたのです。

大学は休学です。

ペレが手続きを代行してくれ、「クリスチャンやマークはどうなった?ジョシュはどこへ消えた?」という煩わしい噂の処理もペレが全部やってくれました。

ダニーにはもはや過去の世界に未練がないので、ハルガ村の住人として再生するのにそれほど時間はかかりませんでした。

村の風習を学び、料理や生活様式を吸収して、すっかり一族に溶け込みます。

ハルガの民は34歳までは人生の夏で「巡礼の時」なので、ダニーも翌年までハルガで過ごし、また大学に戻りました。

今のダニーの恋人はペレです。

休暇の度に村に帰ってくるペレと次第に仲良くなり、二人は交際するようになったのでした。

 

数年後の夏至祭に訪れた別れ

ダニーがハルガの民になってから数年の時が流れ、今年もまた夏至祭の季節がやってきました。

90年に一度巡ってくるのは「大祭」ですが、それ以外の年にも夏至祭は毎年あるのです。

ダニーとペレは大学を卒業し、ダニーにはすでに2人目の子供がいます。

今年の夏至祭では、ペレが生贄を志願しました。

「今年は僕が生贄に立候補することにしたよ。」とペレ。

「随分早く行ってしまうのね。寂しいけど、あなたが決めたことだから、嬉しいわ」とダニー。

子供たちも笑顔で納得してくれました。

ガラガラで選ばれたもう一人の生贄は、ダニーが村に来てから親切にしてくれた女友達でした。

ペレたち生贄が神殿に入る前、ダニーは彼女に挨拶に行きます。

「わたしがメイ・クイーンになった初めての夏至祭を覚えてる?競技の前のグラスをあなたと飲み干したのよ」

「覚えてるわ、懐かしいわね!ダニー、元気でね!」

「ありがとう!」

笑顔で神殿に入っていくペレたち生贄一同。

「イチイの木から取って来た。痛みを感じない」

そう言って村人の一人が生贄たちの舌にひと掬いずつ薬を乗せて廻ります。

やがて儀式通りに火が放たれ、全然熱いし痛いため叫び出した生贄たちに合わせて、神殿の外ではダニーや子供たち、他の全員の村人たちが狂ったように一緒に叫ぶのでした。

終わり

 

ミッドサマーにハマったわたしは、コロナで外出できない週末、こちらの映画に出会いました。

チリに実在したカルト集団の実態を描いたエマ・ワトソン主演の映画『コロニア』です。

ハルガ村の解せない風習もすごかったけど、こちらも凄まじかった・・・しかも実話!

歴史も学べておうち時間が楽しくなる映画、コロニアについて知りたい方はこちらから♪↓

>>エマ・ワトソン主演のカルト映画『コロニア』は実話?登場人物とストーリーをネタバレ解説

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は『ミッドサマーネタバレ!ペレはダニーが好きなのか?その後を考察してみた』をご紹介しました。

ペレの両親も幼い頃に火で焼かれて死んだ、と作中にあるので、夏至祭は90年に一度というわけではなく、毎年あると仮定して、ミッドサマー映画のその後を考察してみました。

ペレはダニーが好きだったんです。

最初からダニーと結婚したくて夏至祭に誘ったのです。

映画を観ていない人にはネタバレだった部分もあると思いますが、後半の「その後のストーリー」は全て筆者の憶測と妄想による創作です。

あなたの考える「その後ストーリー」バージョンは?

2 件のコメント

  • 最後、ダニーは笑顔だったので、彼女にとってはハッピーエンドと言えるのかもしれないですけど、映画の中では5日間しか描かれてないこと(祝祭は9日間のはずなので残り4日は単に語られなかったたけなのか、それとも映画のエンディング時点でまだ終わってないのか…)、それとメイクイーンは毎年選ばれているようなのに、前年の勝者だという人が村にいない、その人についての話がない(歴代のクイーンの写真が飾られているシーンはあるが)という点がとても気になります。その辺もダニーが、この後幸せに暮らせたかわからないよ~って思わせる為の監督の演習ならまんまと術中に嵌まってる私です。

    • ひろさん、5日間しか描かれていないこと、鑑賞中にちゃんとカウントされたんですね!
      わたしは観ながら日にちを数えるのはできませんでした。笑
      わたしの考えでは、映画のエンディングが9日間のクライマックスで「語られていなかった4日間は過ぎていた」という解釈でした。
      前年の勝者はすぐに次の生贄になったかもしれませんね。
      そう思うとダニーもそんなに長生きできないのかも。
      でも、せっかく外部から入った人間をすぐに生贄にしてしまうと子孫が増えず効率が悪いような気がして、元から心を病んでいたダニーは村にすっかり洗脳されて住民となり、お母さんになるチャンスがあったことにしてその後をイメージしてみました。
      ディレクターズカット版だと、コニーは生贄として死ぬはずだった子供の代わりに溺死させられたことが描かれているそうです。
      ダニーがうっかり儀式を止めてしまってその子は死なずに済んだとか。
      ハルガ村では子供もじゃんじゃん生贄になるんですかね。
      だとすると、子孫を増やすことにそこまで注力してないかもしれないから、やはりダニーはすぐ死ぬかもしれませんね。
      アリ・アスター監督がどこまでを演出として描いたのか不明ですが・・・とても精密に作り込まれた映画なので、前年のメイクイーンが出てこないことも、ひろさんの仰るようにダニーの将来が長くないことを予見させるための伏線かもしれませんね。
      あ~恐ろしや。

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