野性の呼び声の犬種は何?バックのCGモデルも紹介

野性の呼び声の犬種は何?CGのモデルも紹介
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ジャック・ロンドンの中編小説『野性の呼び声』の映画バージョンを見た方、主役のバックがいかに心情豊かで優れた犬かに感動されたのではないでしょうか?

「犬を飼うならバックみたいな犬がいい!」そう思われた方も多いと思います。

今回は『野性の呼び声の犬種は何?バックのCGモデルも紹介』のタイトルで、バックの犬種とCGのモデルになった実際の犬についてご紹介します。

「犬があんなに表情豊かなんておかしくない?」と尋ねたら、犬好きの夫は「いや、あれくらい表情あるよ。」と普通に答えていました。

あんな風に愛犬とコミュニケーションを取って信頼関係を築けたら楽しいだろうな、って思いますね~。

どんな犬を飼えばその夢が叶うのでしょうか?

 

もくじ

野性の呼び声の犬種は何?

バックは「セント・バーナードとスコットランド牧羊犬コリーの雑種」です。

セント・バーナードもスコットランド系コリーも、どちらも牧羊犬ではあります。

出身もアルプスやスコットランドなどどちらも北国の犬です。

バックは同じ環境で用いられていた犬同士の交配で生まれた、牧羊犬のハーフなんですね。

 

セント・バーナード犬とはどんな犬種?

セント・バーナード犬はネロの愛犬「パトラッシュ」や、ハイジのお祖父さんが飼っている「ヨーゼフ」と同じ犬種ですね。

大人になると体高が51~90cmにもなり、体重も大きな犬だと90kgくらいになるというスイスの大型犬です。

あらゆる犬種の中でも最大級の大型犬で、サイズのわりに動きは俊敏なので、泥棒除けにはもってこいだそうです。

寒さに強く、暑さには弱い。

そして人懐こく、おっとりしていて従順、利口な犬だそうです。

ここまで聞いて、もう飼いたくなりました。w・・・

 

スコットランド系牧羊犬コリーとはどんな犬種?

スコットランド系牧羊犬というのは、牧羊地で広範囲に散らばっている羊たちを集める役わりをするスコットランド系の中型犬のことです。

本来は強い大型犬が「外敵から羊を守る」見張りとして使われていたのですが、外敵が減るにつれて、見張りよりも「羊を集める」ことに適した機敏な中型犬が用いられるようになったのでした。

牧羊犬というとコリーのほかにコーギー、シェットランド・シープドッグなどが犬種として挙げられていますが、この辺りは日本でも人気の犬種ですよね。

セント・バーナードは超大型犬なので、いざ飼おうとするとそれなりのスペースと体力が要りますものね。

 

セント・バーナードとコリーの交配種は購入できる?

調べても「セント・バーナード犬とコリーの交配種」という犬を販売しているところは見つかりませんでした。

そもそも日本でバックを見て「飼いたい!」と思うようなわたし達は牧羊主ではなく一般家庭のペットとして飼いたいので、特に牧羊犬を飼う理由はないんですよね。笑

わたし達が求めている「バックのような犬」の定義って「賢くて人懐こい」とか「賢くて優しい」とか、「賢い」ことがまずポイントで、次に思いやりがあってコミュニケーションが取れる、というような感受性の豊かさのような長所があると思うんです。

見た目がバックみたいな犬がいい!ということであれば特に他の犬と交配させてある必要もなくてセント・バーナード犬を飼えばいいんじゃないかと思います。

どうしても、ということであればぼ牧羊の盛んなヨーロッパの国とかニュージーランドとかから輸入するのであれば意外とすぐにバックと同じタイプの交配種が見つかるかもしれませんね。

しかし犬ってもともと忠誠心の強い賢い動物なんですよね。

ハリソン・フォードも長年犬を飼っているそうで、「犬にもそれぞれ個性がある。愛情を持って接していれば犬もそれに応えてくれる」と話しています。

どんな犬を飼っても信頼関係は築けるけど、犬にもいろんな個性があるからその子自身のカラーを楽しめればいいんですね。

バックのような茶目っ気もあって賢い、しっかりした犬に出会えちゃったらもう、飼うしかないですね!

 

野性の呼び声バックのCGモデルを紹介!

バックはフルCGのようです。

しかしモデルはちゃんといます。

「バックリー」という名前の犬だそうで、見たところセント・バーナード犬のようですね。

Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images

これはジャパン・プレミアに登場したバックリーです。

レッドカーペットでは彼がバックのモデルとして注目を集めました。

バックリーは、バックのモデルとして走る姿や全体の見た目などが使われているようですが、ではバックのあの表情豊かな演技はどうやって作品に仕込んだのでしょうか?

これにはもう1人のモデルがいたのです。

 

バックの表情を演技したモデルは犬ではなかった?

実は、映画の中でのあのバックの豊かな表情を演技したのは犬ではなく人間でした。

テリー・ノートリーは元シルク・ド・ソレイユのメンバーで、俳優でありスタント・コーディネーターでもあり、彼自身がスタントマンでもあります。

ジム・キャリー主演の映画『グリンチ』にシルク・ド・ソレイユのメンバーたちを雇用した監督が、テリー・ノートリーのパフォーマーとしての仕事に感銘を受けて、俳優たちに動きの指導をして欲しいと頼んだのが、彼が映画に関わることになったきっかけだそうです。

バックはモーション・キャプチャーというアニメーションの技術を使って表現されているのですが、今回バックの表情や動きの元になる演技したのがテリー・ノートリーなのです。

テリー・ノートリーが最初にモーション・キャプチャー役で映画に出演したのが『アバター』でした。

ナヴィ族の一人として出演したほか、ナヴィ族全体の動きを総括したのも彼だそうです。

その後『猿の惑星』ではロケット役で出演し、ホビットシリーズやアベンジャーズの2作も手掛けるなど多くの作品で活躍しています。

 

作品は全てカリフォルニアのスタジオ内で撮影されたって本当?

驚きの事実ですが、『野性の呼び声』は全てカリフォルニアのスタジオ内で撮影されたそうです・・・!

アラスカどころか、屋外ですらない。

「特撮映画の裏側」のようなドキュメンタリー番組で見るような、緑色のスクリーンの前でハリソン・フォードら俳優たちが演技をし、CGやアニメーションの技術スタッフたちが背景や動きを作り込んで完成したのがあの映画だそうです。

バックがシアトルからカナダに運ばれていく途中で、繋がれた船内でこん棒を持った男と対峙するシーンがあるのですが、あそこは素人目にも人間のほうもCGだったとわかるのです。

しかしそれ以外の全てがスタジオ撮影で背景も何も全部CGだったとは。

これを聞いてがっかりする人もいるかもしれませんが、わたしはむしろ感銘を受けました。

映像技術がここまで進化を遂げているとは。

 

まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は『野性の呼び声の犬種は何?バックのCGモデルも紹介』のタイトルでお話しました。

バックはセント・バーナード犬とアイルランド系牧羊犬コリーの交配種であることがわかりました。

セント・バーナードもコリーも賢いですが、セント・バーナードは最大級の超大型犬なので飼うには覚悟が必要です。

筆者が調べたところバックと同じタイプの交配種は見つけられませんでしたが、どうしてもということであれば是非あなたも探してみてください。

バックの表情や演技はスタントマンのテリー・ノートリーが手がけました。

撮影はなんとカリフォルニアのスタジオ内で完結していて、アラスカはおろか屋外に一歩も出ずに制作できてしまったそうです。

怖ろしや映像技術。