映画『ET』は世界中で大ヒットした大人気映画だよね。
映画史に永遠に名が残る名作となったことは間違いない。
今でも世代を超えて多くの人に愛されてるけど、この映画に新作が出たのは知ってる?
2019年の11月、わたしもテレビで観たような気がするんだ、トレイラーをね。
でも今度金曜ロードショーで『ET』をやるっていうから、気になって改めて調べてみたの。
そしたら動画が無料公開されていた!
その動画っていくつもあってね、ちょっと短いのとか、要らないCMが入ってるのとか。
だから今回は「これを見て!」っていうおすすめの1本をご紹介するね。
あと、この作品は続編なのに監督がスピルバーグじゃないっていう噂が・・・。
実際のところどうなのかも調べてみたよ。
もくじ
ET映画の新作動画が無料公開!
#これ見た人は子役が成長した画像貼れ#ヘンリー・トーマス #HenryThomas
エ~リオット~ #E・T pic.twitter.com/TNXKoormp8— ❥maimai (@maimai0178) May 14, 2018
2019年の11月、クリスマス休暇を前にこの新作は発表されたの。
オリジナルの映画『ET』公開から37年もたってようやく、だよ!
Youtubeに挙がってるから観てる人も多いかもしれないけど、この映画は4分20秒ほどのショートムービーなんだ。
Youtubeで検索すると関連動画がいくつも出てきて、ストーリーは一緒なんだけど「これ要る?」って思うようなCMが最後に入ってるやつとか、微妙に短くカットされてるやつとかがあるんだよね。
だから一番良いのを1本、ご紹介するね。
ストーリーをフルで見せてくれてCM抜きのやつ。
あとリビングで映画を観るシーンで、テレビに映ってるのがモノクロ映画のバージョンがあるんだよね。『素晴らしきかな、人生!』かな?
でもわたしはジュード・ロウとキャメロン・ディアスの映画『ホリディ』が映ってるバージョンをおすすめしています!
それがこちら↓
ET映画の新作動画はこちら!無料公開だよ♪
個人的には、この作品はオリジナル『ET』のオマージュとしての意味しかなくて、物足りない気がした。
続編とはいえせっかく新作を公開するなら、ストーリーに新たな展開が欲しかったから。
でもエリオット役が前作と同じヘンリー・トーマスだったのはすごく良かったし、ETが子供たちとソリに乗るところは可愛かったよね。
なんでこういう仕上がりになったのか、新たなストーリーを展開しなかったのかは、この作品へのスピルバーグの関わり方に重要なカギがあったんだよ。
映画ETの新作!続編なのにスピルバーグの作品ではなかった?
俺だよ俺俺、スピルバーグだよォォォ!!! pic.twitter.com/JGZdx4Hazy
— (@io213_213213213) September 23, 2020
『ET』の続編はないのか、作る予定はないのか、とこの37年の間、多くの人が期待し情報を探していたと思う。
2015年の時点でも、2017年の時点でも、ネットでは『ET』の続編を待ち望むファンの声が挙がっていた。
確かにそういう話はあったらしいんだけど、どんなプロットを持って行っても結局、スピルバーグがうんと言わなかったんだって。
- E.T.2 : 緑の惑星 ストーリーブック(The Book of the Green Planet – ET The Extra Terrestrial)
- E.T. II: Nocturnal Fears(夜行性の恐怖?)
この2つがETの続編候補としてプロットも用意されていたそうです。
でも、スピルバーグがオリジナル『ET』に込めた思いはひとかたならぬものがあった。
「あれ以上のET作品はもう作れない」という思いから、スピルバーグ自身はもう続編を撮る気になれなかったそう。
候補に挙がっていた2つのストーリーのうち、『緑の惑星』のほうは小説として出版されていたものなので、原版でよければ手に入るよ。
今回のプロットにスピルバーグがOKしたのはなぜ?
『ET』の新作、『ET Came Home for Christmas』のプロットを持っていくと、スピルバーグは初めて気に入ってくれたそう。
これにはエリオット役のヘンリー・トーマスもすごく驚いたそうだ。
良かった点は、
- オリジナル『ET』としての作品のイメージを崩していないこと
- 家族についてのストーリーであること
- 物語の設定がクリスマス休暇の帰郷であること
オリジナルの『ET』はスピルバーグの大切な、我が子のような作品なので、それをどんな風にもねじ曲げることはできない。
この新作『ET Came Home for Christmas』はその点、オリジナル『ET』のエピローグとも言うべき内容で、オリジナル『ET』のストーリーに自然につながる形になっている。
今やエリオットは大人になり、妻と子供がいて幸せに生きている。
そこに固い絆で結ばれた友達のETが久しぶりに帰ってくる。
シチュエーションの素晴らしさも、ホリデーシーズンにふさわしい、心温まる設定になってたのが良かったみたいだよ。
そうして、晴れてXfinityという会社のプロデュースで、この作品が制作されることになったんだって。
Xfinityというのはコムキャストっていうアメリカのケーブルテレビの会社の子会社で、情報メディアサービスの一環として映画を撮ったりもするらしいです。
監督はランス・アコードさん。↓
この写真だとそうでもないんだけど、動画で見ると「あれ?スピルバーグ?」と思うくらい、雰囲気が似てる人なんたよ。
ちなみに今回のETは人形+CGで動かしたとのこと。
前作は中に本物の人間が入って演技したんだけど、作り物感を無くすためにあえてETにはあまり光が当たらないように演出していた。
新作に出てくるETはCG加工ができるので、敢えて明るい光を当てて、より生き生きして見えるようにしたらしいです。
まとめ
TL見てたら私生まれて初めてスティーヴン・スピルバーグ監督の顔観たんだけどこんなイケめてるおじいちゃんだったの…?!
みんな知ってたの……?!?!
今話題のクリストファー・ノーラン監督とかもそうだけど、凄い作品つくる人が顔までいいと普通に腰抜かしそうになるな…… pic.twitter.com/i7zGKpgPgJ— せやかて工藤 (@zxun72) September 23, 2020
新作『ET Came Home for Christmas』はどうだった?
4分20秒だから、無料公開もわかるね。
でもいくつか種類が出てて、短かったり余計なCMが入っていたりするバージョンもあるので、今回ご紹介した1本が一番おすすめだよ。
スピルバーグはもう『ET』の続編は撮らないつもりでいたらしいけど、Xfinityがオリジナルの魅力を全く崩さず「その後」を描いたプロットを持ってきたので、今回の新作が発表されることになった。
だからこれはスピルバーグの作品ではないけど、別の人が撮ったとは思えないほど前作に忠実だよね。
このショートムービーを観たら本当に、しばらくぶりに実家に帰りたくなるよね。
これだけ多くの映画が続編を出してるのに。