魔女がいっぱい映画は5歳児には怖い?ストーリーとあらすじをネタバレつきで解説

魔女がいっぱい映画は5歳児には怖い?ストーリーとあらすじをネタバレつきで解説
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映画『魔女がいっぱい』が全国で劇場公開されます。

「面白そうな映画ですね!」という声も多く上がっているものの、すでに公開された本場アメリカでは微妙な意見も聞かれます。

「小さい子には怖すぎる」というのですが、”うちの子”には見せても大丈夫でしょうか?

どの辺が怖いのか、今回は『5歳児の我が子に見せても良いかどうか』について考察&解説していきたいと思います。

怖いと言われているポイントと、ストーリーのあらすじをネタバレつきで紹介していきますので是非チェックしてみてください。

 

もくじ

魔女がいっぱい映画は5歳児には怖い?

日本で公開されている劇場予告だけを見ると、「面白そうな映画」という印象で終わるのですが、その割にはすでに公開されたアメリカで「子供には怖すぎる」という反応が多いのです。

どういうことか気になっていろいろ調べてみたところ、このような怖ろしい画が出てきました・・・笑↓

ちょっと、見てる途中からあ然としてしまって、口が開いてしまいましたよ。

これを5歳児に見せられますか?(うちの子は6歳ですが、多分ダメですね・・・うなされると思います・・・)

特にアン・ハサウェイの口が頬でピキっと割けるところとか、わたし自身もトラウマになりそうな気持ち悪い画です・・・

この動画から本編を予測して、お子さんを劇場に連れて行くかの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

 

魔女がいっぱい映画は何歳からがおすすめ?

原作『魔女がいっぱい』を読んだことがある方ならご存知だと思うのですが、そもそもこの原作が、児童文学にしてはストーリーが怖いんですよね。

わたしはロアルド・ダール氏の原作を自分で読めるくらいの年齢の子(小学校低学年くらい?)で、原作もすでに読んでいて、なおかつ恐怖よりも好奇心が勝っている子なら問題ないんじゃないかと思います。

それより小さい子の場合は・・・個人差があるんじゃないかなぁ、と。

おすすめは小学校2年生くらいから、ですかね、個人的には。

ロアルド・ダール氏は、”大人が心配するほど、子供は怖いものを怖がらない”という視点からこの物語を書いたそうです。

”むしろ子供たちはホラーを求めている”というのがダール氏の持論です。

確かに子供たちも「怖い話」や「肝試し」が大好きですよね。

この映画はその原作の怖さを見事に映像化していると思うので・・・「肝試し」感覚で面白がって見られる子には、いいかもしれません。

 

恐い映画から受ける心理学的効果とは

心理学的にも、人がホラー映画を観たいと思うのは理にかなっているんだそうです。

子供たちも、映画という非日常空間で「ちょっと怖い体験」をすることで、自分の限界を突破してみたいという好奇心があるようです。

なので、原作を知らない子には、見るかどうか決める前にストーリーを話して聞かせて、反応を見るというのも手かもしれませんね。

ちなみに、ご紹介した動画を見ると十分怖そうですが、本編は大人が見る分にはむしろ物足りないくらいだそうです。

”ホラー映画として観るには”物足りない、ということだと思いますが、ファンタジーを期待して観に行ったら予想以上に怖かった、ということにはなり得るかと。

では、次の項目でストーリーをご紹介しますね。

あらすじだけだと怖さは伝わりにくいですが、すでにご紹介した映像もあるので、大魔女の口が割けたり、魔女のひとりが灰になるところや、大魔女の指が換気扇のファンに巻き込まれてばらばらになるところなど、映像になると怖いよ、ということも伝えてみたらいいかもしれませんね。

 

魔女がいっぱい映画はどの辺が怖いの?ストーリーとあらすじをネタバレつきで解説

1990年に公開されたこの映画のオリジナル『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』は、子供のころに見てトラウマになったという30代の人たちが結構いるらしい、恐い映画だったそうです。

今回の『魔女がいっぱい』はそこまでの怖さはないようですが、原作のエンディングをそのまま踏襲しているラストだそうで、そこは1作目よりも怖いところかもしれません。

大人が読んでも軽くショックを受ける終わり方なんです。

どういうことなのか、ストーリーをお話します。

 

映画『魔女がいっぱい』のストーリーとは

1968年、アメリカ合衆国アラバマ州。

主人公の少年ヒーローボーイは、ある日両親と自動車事故に巻き込まれてしまいます。

彼は後部座席でシートベルトががっちり守ってくれていたため、大した怪我もなく助かりましたが、両親は二人とも命を落としました。

孤児になったヒーローボーイは、母方のお祖母さんに引き取られます。

お祖母ちゃんはヒーローボーイにねずみを一匹プレゼントしました。

ヒーローボーイはそのねずみに”デイジー”と名前をつけ可愛がります。

悲しみに打ちひしがれたヒーローボーイをお祖母さんは元気づけ、やがて明るさを取り戻した二人の新しい生活は軌道に乗り出しました。

 

魔女との遭遇

ある日、ヒーローボーイは魔女に出くわします。

魔女たちは子供が大嫌いで、子供たちの匂いは魔女たちにとっては「犬のウンチ」くらい臭く感じるのだそうです。

近くに大嫌いな子供の匂いがすると魔女たちは狙いを定めて、その子を「消し」にかかります。

ヒーローボーイも魔女のひとりに目をつけられてしまったのでした。

町で遭遇した不思議な女性の話をすると、お祖母ちゃんは「それは魔女だよ!」と言って、世界には「普通の女の人」のフリをした怖ろしい魔女がたくさんいるんだと教えてくれます。

お祖母ちゃんの子供のころの友達アリスも大魔女に遭遇し、鶏に変えられてしまいました。

そしてお祖母ちゃんはこう言います、「一度魔女に目をつけられたら、もう逃げることはできない。対決するしかない」んだと。

そしてヒーローボーイとお祖母ちゃんは、年に一度、魔女たちの会合が開かれるという高級ホテル「ザ・グランドオーリンズ・インペリアル・アイランドホテル」に決戦に出かけるのでした。

 

魔女たちの会合

ヒーローボーイは、ホテルにもねずみのデイジーを連れて来ていましたが、ホテルでねずみを飼うことは禁止だと言われます。

デイジーを調教したいヒーローボーイは、ホテルの中に空いているホールを見つけて、そこでこっそりデイジーの調教をすることにしました。

ホールの入口には「子供愛護協会様」と表示が出ています。

「子供が大好きな人たちの集まりなら、たとえ見つかっても悪いようにはしないだろう」と思ったヒーローボーイは、ホールの隅に隠れてデイジーの調教を始めました。

やがてたくさんの女の人たちがホールに入ってきました。

ついたての陰から集会の様子を見ていると、ひときわ美しい女の人が壇上に立ち、

「皆さん、靴をお脱ぎなさい」
「皆さん、手袋をお取りなさい」
「皆さん、かつらをお取りなさい」

と次々に号令し、集まっていた女の人が靴を脱ぎ、手袋を取り、被っていた髪の毛をすっかり取り外しました。

そこにいたのは、つま先がなく、手の指は3本しかなくて禿げ頭の魔女たちだったのです。

ヒーローボーイは魔女たちの会合が開かれたホールに忍び込んでしまっていたのでした。

 

処方第八十六番『ネズミニナール』

やがて大魔女は本題に入ります。

アメリカ中の子供たちをネズミに変えてしまおうという計画についての説明です。

大魔女が調合した薬、処方第八十八番『ネズミニナール』は、ほんの一滴で子供をネズミに変えてしまうというものです。

どれほどの効果があるかを見せるために大魔女が呼んだのは、ホテルに滞在していたジェンキンス夫妻の息子、ブルーノでした。

ブルーノはその数時間前に大魔女からチョコレートバーを1つもらっていて、「もっと欲しかったらあとでホールに取りに来なさい」と言われていたのです。

そこが魔女の会合とは知らないブルーノは、チョコレートバーを取りに来て、まんまと騙されねずみに変えられてしまいました。

その一部始終をヒーローボーイは陰から見ていて震えあがります。

デイジーはブルーノを呼びに行くと言って駆け出しました。

ねずみのデイジーが人間の言葉を話したのです。

デイジーも実は、元からねずみだったわけではなく、ねずみに変えられてしまった人間の女の子でメアリーという名前だったのです。

魔女の会合は続いています。

魔女たちは『ネズミニナール』の絶大な効果を絶賛し、大魔女はこの薬の作り方を説明して、さらにこう言います。

「今回、皆さんにも分けようと『ネズミニナール』を持ってきました。あとでわたしの部屋に取りにきなさい」

そして会合が無事終了しようという頃になって、ひとりの魔女が「犬のウンチ!」と叫びます。

「この会場の中に子供がいるに違いない!」

それまで息を詰めて隠れていたヒーローボーイはたちまち見つかり、取り押さえられてしまいました。

ヒーローボーイもまた、ねずみに変えられてしまったのです。

 

魔女たちの陰謀を阻止する作戦

これでねずみは3匹になりました。

お祖母ちゃんがくれたペットでかつては人間の女の子メアリーだったデイジーとブルーノ、そしてヒーローボーイです。

3匹は素早く魔女から逃げて、お祖母ちゃんのところへ相談に行きました。

お祖母ちゃんは3匹を見てびっくりしますが「ヒーローボーイがどんな姿であれ、お祖母ちゃんの大切な孫には違いない」と言って優しくほおずりします。

ヒーローボーイたちは魔女が国中の子供たちをねずみに変える計画を立てていることをお祖母ちゃんに話し、絶対に阻止しなくてはと作戦を立て始めます。

大魔女の部屋はお祖母ちゃんが宿泊している部屋の真下なので、ヒーローボーイはバルコニーから大魔女の部屋に忍び込んで、部屋に保管されている『ネズミニナール』を1つこっそり持ち出し、魔女たちの食事に入れてしまおうと提案します。

お祖母ちゃんの編みかけの靴下の中に入って毛糸ごと下してもらうヒーローボーイ。

無事に『ネズミニナール』のボトルを1本、持ち出すことに成功しました。

 

大魔女は騙されない

魔女たちに出す夕食を調理している厨房にボトルを持って入って行ったヒーローボーイは、大きなスープ鍋の中に『ネズミニナール』を流し込みます。

やがて食事の時間になり、それを飲んだ魔女たちは一斉にねずみに変わってしまい、人間たちに駆除されることになりました。

しかし大魔女だけは、その時スープを飲まなかったのです。

そしてそこからが大魔女とお祖母ちゃん、ヒーローボーイの対決のクライマックスです。

最後は大魔女の口に『ネズミニナール』を流し込むことに成功し、大魔女はねずみに変わります。

飼っていた猫に襲われて葬り去られてしまうのでした。

 

ヒーローボーイとお祖母ちゃんのその後

魔女を退治することはできましたが、ヒーローボーイとデイジー(メアリー)、ブルーノの3匹のねずみたちは人間に戻ることはできませんでした。

そしてアメリカの魔女は退治できましたが、世界にはまだまだたくさんの魔女がいるのです。

お祖母ちゃんは魔女たちの住所が記載されているノートを見つけ出すことに成功し、3匹のねずみたちを連れて世界中の魔女たちを退治する旅に出かけます。

3匹のねずみたちはその後の生涯を、魔女についての知識を子供たちに教える活動をして過ごします。

ねずみになったらそれなりに楽しいこともありますが、寿命はほんの数年と短くなってしまいました。

ヒーローボーイはお祖母ちゃんと同じ頃に一緒に死ねると思えばそっちのほうがいいや、と思うのでした。

おしまい

 

ね、人間に戻れないんですよ。

ねずみの寿命は7~8年です、そんなに短い生涯を終えることになってしまうなんて、客観的に考えたらハッピーエンドと言えますか?・・・

 

まとめ


『魔女がいっぱい』映画は5歳児には怖いのか?

ストーリーとあらすじをネタバレつきで解説しました。

原作の物語も怖いのですが、映像になったことで今回の映画は原作よりも数倍怖くなっていると思います。

5歳児にはトラウマになるんじゃないかなぁ、とわたしはちょっと心配です。

ホラー映画を観て心が強くなる、という効果も心理学的にはあるようなので、冒険心の強い、怖さより好奇心が勝ってしまうような子なら見せてあげてもいいかもしれませんが、個人差があると思うのでそれぞれのご家庭で、その子に合わせて判断してあげるしかないと思います・・・。