10月8日(木)の【クセスゴGP】でシソンヌじろうさんの「インスタおじさん」ネタが帰ってくるらしい番宣を見ました。
このネタを見たことがある方は、そのクセのスゴさもさることながら、じろうさんの「完璧な東北弁」に驚くでしょう。
実はじろうさんは青森県弘前市の出身で、津軽弁ネイティブなんですね~!
このお茶目でちょっと可愛い義彦おじさんキャラには津軽弁が欠かせません。
でもご本人は「田舎っぺ」にコンプレックスを持っていて、しばらく津軽弁を封印していたらしいです。
今回はシソンヌじろうさんの津軽弁に関するエピソードと、このネタを見たことがない方に”義彦おじさん”再生動画のリンクをご紹介したいと思います。
じろうさんはいつから田舎っぺコンプレックスを乗り越え、津軽弁を解禁したのでしょうか?
もくじ
シソンヌじろう津軽弁エピソード!
有吉の壁ありがとうございました。
また次回。
21時からMr.パーカーJr.ダンス選手権決勝でも見るかな🤦♀️ pic.twitter.com/Ra1nA3rOep— シソンヌじろう (@sissonne_jiro) September 30, 2020
シソンヌじろうさんは、NSC(吉本興業芸能学院)時代に同じバイク通学がきっかけで知り合った相方の長谷川忍さんと、2006年にコンビを結成しました。
長谷川さんは静岡県出身の方です。
静岡ならまだ東京にも近く、それほど訛りを心配せずとも大きくなれたかもしれませんが、じろうさんの出身地青森というと、ちょっと違いますね。
じろうさんには「田舎っぺ」コンプレックスがあり、東京に出てきた頃は極力津軽弁を喋らないように注意していたそうです。
でも、標準語と東北弁を使い分けられる、という時点で優れた語感の持ち主ですね。
わたしの母は福島出身で東北訛りにとてもコンプレックスを持っていましたが、長年努力しても克服することができず、とうとう最後は匙投げてました。笑
大学時代に標準語のつもりで喋っていた言葉は津軽弁だった?
じろうさんは高校までは青森県立弘前高等学校、大学は関西外語大学短期大学部に通ったそうです。
東北から関西に生活拠点が代わり、周りで関西弁が多く飛び交うなか、じろうさんは努めて標準語で話すようにしていたとのこと。
自分は関西人ではないから関西弁は喋らないけど、絶対津軽弁も喋らないぞ、という意気込みだったらしいです。
でも、方言で育った人にはあるあるだと思うのですが、標準語だと思って喋っていた言葉が方言だった、ということがじろうさんにもあったそうで、「めぐさい、めぐさい」と普通に使っていたら「何それ?」と聞き返されたんだそうです。
「そうか”めぐさい”は津軽弁だったのか」
とその時気づいたそうです。
思わぬところで「田舎っぺ」がバレてしまった、ということかもしれません。
ちなみに「めぐさい」は「恥ずかしい」という意味だそうですが、「すごいめぐさくてぇ~」なんて照れてる大学生のじろうさんを想像すると、ちょっと可愛いですね。
今でも、同郷の人に会うとすぐに津軽弁になってしまうそうです。
でも青森って北と南で言葉が全然違うそうで、同じ県内でもじろうさんの話している津軽弁と違うバージョンの津軽弁を喋っている人が相手だと、方言にならず標準語で話すそうです。
わたしも、相手が福島出身の方だと本人が何も言わなくてもそうとわかりますが、さらに福島県内でも海側か山側か、その人の福島弁を聞くと違いがはっきりわかります。
関西出身の友達も同じようなこと言ってたな。
方言って面白いですよね~。
義彦おじさん・シソンヌじろうが津軽弁ネタを解禁したきっかけ
シソンヌじろうさんが津軽弁を話すキャラでネタをするようになった最初がいつだったのか、調べてみたのですがわかりませんでした。
いずれにしろ、あまりやってこなかったらしいのですが、定期的に出てくるようになったのは、この『寝ないの?小山内三兄弟』コントの『義彦おじさん』役からじゃないかなぁと思います。
これは2019年6月の動画です。
コンビ結成が2006年なので、13年もかかってやっと解禁したとも思えないのですが、これより前の動画が見つからないんです。
噂によるとじろうさんがつくった「川嶋佳子」さんという女性キャラが津軽弁を話すらしいのですが、じろうさんが川嶋佳子さんを演じているコントの動画も見つかりません。
でも相方の長谷川さんによるとこの「川嶋佳子」さんは20年くらい前からじろうさんの中に存在していただろう、とのことです。
いつからコントに出てたんだろう、津軽弁の川嶋佳子さん・・・。
川嶋佳子とはどんな女性なのか?
じろうさんの心に何年もの間住み続けていたという女神、川嶋佳子はどんな女性なのか、じろうさん本人が書いたこの本に詳しく載っています。
松雪泰子さん主演で映画にもなっている名作です↓
津軽弁をリクエストされた時のじろうの対応は
津軽弁が珍しがられる状況だと、「津軽弁で何か喋ってみてください」とリクエストされることがあるそうです。
あるあるですね。
方言に縁の薄い人には地方特有の言葉というのが魅力的に響くんですよね。
一時期、方言女子が流行ったのもわかる気がします。
そんな時じろうさんがしているのが、
- リクエストしてきた相手に「津軽弁で読み上げて欲しい文章」を提示してもらう
- 地元青森のローカル局で放送されていた「ザ・ビデオ屋」のCMを見せて真似をする
のいずれかだそうです。
2つ目の「ザ・ビデオ屋」のCMってなんだろうと思って調べたら、出てきました。↓
うわ、確かに・・・って感じでしょ?
この動画を見せて、「月々1000円」の連呼のところを真似してあげると大喜びだそうです。
このCM自体、えらいクセがスゴいですよね!笑
電車で同じ津軽弁を話す学生グループと遭遇したシソンヌじろうは・・・
電車で津軽弁話すグループに挟まれた。
春休みかな。
もっと話していいのに。— シソンヌじろう (@sissonne_jiro) March 13, 2015
都内にグループで遊びに来た若者のグループが津軽弁を喋ってたんですね。
「もっと喋っていいのに」って、
「誰もイヤな顔なんかしないから遠慮しないで大丈夫」っていうじろうさんの気遣いわかりますね。
でも彼らも昔のじろうさんのように、周りがみんな標準語だと、津軽弁はちょっと気が引けたのかもしれませんね。
義彦おじさんのインスタ・方言が可愛い?【クセスゴSP】
シソンヌがシューイチに出てる🥰#シューイチ#シソンヌ pic.twitter.com/hJMJxpAz3y
— Fawcett39 (@fawcett39) October 4, 2020
そんなシソンヌじろうさんの傑作ともいえる津軽弁コントが、2020年5月に『クセスゴ』で披露した『おじさんのインスタライブ』です!
そしてこのおじさんこそが『義彦おじさん』であるらしいのです。
ここまで方言と訛りが強いおじさんネタは、シソンヌでも他になかったのではないでしょうか?
東北弁って本当に難しくて、他所の人がどんなに練習してもなかなかそれらしくは聞こえないものなのですが、さすがじろうさんは声の出し方から本物ですね。
格調高い(!?)津軽弁と、クセスゴすぎるおじさんにくぎ付けの人続出でした。
クセがスゴすぎて一度観たら忘れられない『おじさんのインスタライブ』!
シソンヌじろうの『おじさんのインスタライブ』、このリンクも探しても1つしか見つかりませんでした。
貴重な動画ですね~・・・こちらです。↓
10月8日(木)の【クセがスゴいネタGP】は、確かに「あのインスタおじさんが帰ってくる!」って番宣で言っていたので、ひょっとしたら新しいネタで『おじさんのインスタライブ』が見られるかもしれません。
だとしたら見逃せませんね!
シソンヌじろうの津軽弁講座「だめ~。好きになっちゃう~。」は津軽弁で?
シソンヌが流行らせたフレーズはいくつかあるのですが、そのうちの1つに「好きになっちゃう~。」があります。
じろうさんは、これを津軽弁で何と言うか、ツイッターで教えてくれてたんですョ。
だめ〜。好きになっちゃう〜。
は、津軽弁では
まね〜。好きさなってまう〜。
になります。— シソンヌじろう (@sissonne_jiro) March 10, 2016
だそうです!
まとめ
垢抜けてない頃のシソンヌ可愛いね(?) pic.twitter.com/O41ZEhAXRy
— 元 (@_Gen_8) October 3, 2020
未だに、津軽弁に興味深々の人から「津軽弁で何か喋って!」とリクエストを受けるというじろうさんですが、津軽弁を喋ってこんなに人が喜んでくれると気づくまでには少し時間がかかったのかもしれませんね。
地元を出た大学生の頃は必至に標準語を話して、津軽弁は封印していたそうです。
今回は、巷で大ウケの「義彦おじさんのインスタ」が誕生するまでのじろうさんを取り巻く津軽弁エピソードをご紹介しました。
津軽弁を話すじろうさんはお茶目で可愛いですよね。
10月8日(木)の【クセスゴGP】では新しいインスタおじさん、義彦おじさんネタが見られるかもしれん。
楽しみですね~!